環境のクリーンアップと初期化

概要

テストまたは開発用の Commerce 環境で Commerce データをクリアし、カタログ データなどのデフォルトのデータ セットがある環境またはない環境を再初期化する方法。

開発者が Sitecore の実装をテストするには、各環境に Commerce ブロックとパイプラインを実行できるデータが必要です。この作業を容易にするために、Habitat と Adventure Works の 2 つのサンプル カタログを利用できます。テストが完了し、テスト環境から移動したり、サンプル データなしで新しい本番環境を開始したりする場合、あるいは新しいプロジェクトを作成したりする場合は、環境をクリーンアップして初期化する必要があります。これを行うには、Commerce Engine SDK で提供されている Postman サンプルを使用します。サンプル データなしで新しい環境を初期化することもできますが、Habitat または Adventure Works の完全に新しいサンプル データのセットを使用して環境を初期化することもできます (サンプル データ セットには、カタログ データ、価格設定、リレーションシップ、プロモーション データ、その他の関連するサンプル データなどが含まれます)。

Clean Environment 要求は現在の環境を入力パラメーターとして受け取り、環境の ArtifactStoreID を使用して、同じ ID に関連付けられている Shared Environments database 内のすべてのデータを照合して削除します。ArtifactStoreID は、c:\inetpub\wwwroot\<Role>\wwwroot\data\Environments フォルダーに保存されている環境 .json ファイルで定義されています。

注記

Shared Environments database には、サイトで使用されるすべてのコマース データ (カタログ データ、顧客レコード、価格情報、設定されたプロモーションなど) に加えて、インストールされている各種プラグインの機能を強化する一般的なエンティティやリストが保存されます。

Global database に保存されている環境データは、すべてそのまま保持されます。

Commerce Engine 環境をクリーンアップして初期化するには:

  1. Postman の [Collections] ペインで、 SitecoreCommerce_DevOps コレクションを展開します。

  2. 2 Clean Environment フォルダーを開き、Clean Environment 要求を実行します。

  3. 3 Environment Initialize フォルダーを開き、Ensure\Sync default content paths 要求を実行します。

    注記

    Ensure\Sync default content path は、コンテンツ パス内のすべてのアイテムを同期します (デフォルトのパスは、PlugIn.Content.PolicySet-1.0.0.json ファイルにある Commerce.Plugin.Content.DefaultContentPathsPolicy で定義されているように、/sitecore/Commerce/Commerce Control Panel です)。この要求は、環境をクリーンアップするコンテキストでのみ実行できます (新規または変更されたコンテンツ アイテムのサブセットのみを同期するには、コンテンツ アイテムの同期またはコンテンツ パスの同期サンプルを使用します)。

  4. 同じフォルダーで、Initialize Environment 要求を実行します。

    重要

    新しい環境 (Habitat または Adventure Works) でサンプルのカタログ データ セットを使用していない場合は、Initialize Environment 要求を実行するときに、必要な sampleData パラメーターを false に設定します。このプロセスにより、カスタム カタログの作成に必要なすべてのベースのリレーションシップ定義が初期化されます。