開発を始める前に

概要

Sitecore XC の拡張を可能にするコンポーネントの概要。

Sitecore Experience Commerce™ (Sitecore XC) は、ソリューションのニーズに応じて複数の拡張性レイヤーを備えています。

Sitecore XC には次の拡張性領域があります。

このドキュメントに加えて、次の「Sitecore Experience Commerce 9.3 での開発」のビデオもご覧ください。このビデオでは、Sitecore Experience Commerce の開発プロジェクトを開始する方法を簡単に紹介しています。

Commerce Engine は、カート、注文、価格設定、プロモーション、カタログ、在庫などのコマース マイクロサービスをホストする拡張可能なコマース コア フレームワークです。Commerce Engine は、新しい機能の追加や既存機能の変更を通じてエンジンを拡張するプラグ可能なフレームワークを備えています。このプラグイン フレームワークにより、懸念事項を分離し、アップグレード性を維持しながら製品を大幅に拡張できます。さらに、このレイヤーは個々の拡張機能を互いに論理的に分離できるように構築されています。

Commerce サービス プラグインは、開発者が既存の機能を拡張・変更する、または新しいコマース機能を開発するためにやり取りするレイヤーを提供します。プラグインを作成またはカスタマイズする際に役立つソリューション拡張機能のサンプルについては、「Customer.Sample.Solution Visual Studio 拡張機能を使用する」を参照してください。

Commerce Business Tools は、マーチャンダイザーやカスタマー サービス担当者向けの機能豊富なビジネス ツールを集めたツール セットです。これらのビジネス ツールは Angular フレームワークを基に構築されています。

プラグ可能なフレームワークを使用して、これらのビジネス ツールを拡張できます。このフレームワークでは、Commerce Engine レイヤーと同じ懸念事項の分離アプローチが適用され、アップグレード性を維持できます。ビジネス ツール自体は変更せずにプラグインで拡張するというこのアプローチにより、将来のリリースでビジネス ツールを新しいテクノロジーに更新する際に既存のプラグイン拡張機能が失われずに済み、拡張機能のリファクタリングも必要ありません。

ビジネス ツールを拡張する際、Commerce Views サービスを利用できます。Commerce Views サービスは、データを構造化された形でビジネス ツールにフィードする一連のデータ駆動型サービスを提供します。ユーザーは、既存のビジネス ツールの機能を変更、追加、削除できます。さらに、Sitecore パートナーが提供するプラグインや NuGet フィードからダウンロードされたプラグインをビジネス ツールに自動的に接続してツールを拡張することもできます。これにより、将来のアップグレードが制限されるリスクを最小限に抑えながら、複数のソースで構成される充実した拡張性フレームワークを手にすることができます。

次のビデオは、Scriban テンプレートの紹介を含む SXA Storefront 9.3 の概要を示したものです。