注文パイプライン

Current version: 10.1

SubmitVisitorOrder パイプライン

名前:

SubmitVisitorOrder

説明:

このパイプラインの役割は、注文を作成することです。注文はコマース システムによって管理されます。

使用方法:

Sitecore から呼び出されます。

引数:

要求 - 店舗名、カート、顧客 ID、および購入者 (出荷) と会計 (請求) の顧客パーティ ID が記述されたカートを含みます。

応答 - 注文オブジェクトを含みます。

プロセッサー:

CreateOrderInExternalSystem – 指定されたパラメーターに基づいて、外部コマース システムで注文を作成します。

注記

カートの処理中にエラーが発生した場合、SubmitVisitorOrderResultSuccess プロパティが false に設定されます。

AbandonCurrentSession - すべての注文が発行された後に、対話を xDB Collection database にフラッシュするために実行します。その際にセッションを放棄しますが、これはセッションの破棄ではなく、終了を意味します。

注文が次々と行われる場合、商品の推奨事項がホームページに表示されるまでに遅延が生じる場合があります。これは、Tracker がデータを処理して xDB Collection database に反映させるのに時間がかかるためです。

重要

AbandonCurrentSession プロセッサーを使用すると、同じ訪問内のセッションの数と、顧客が注文を発行する際に xDB Collection database で発生する対話の数が増加します。そのため、AbandonCurrentSession プロセッサーはデフォルトで無効になっています。

TriggerOrderGoal – 訪問者注文作成ゴールが、ShopName、Customer ID、Order Id、および合計注文金額の値でトリガーされます。

エンゲージメント バリューは、注文合計の金額に設定する必要があります。

注記

SubmitVisitorOrderResultSuccess プロパティが false の場合、ゴールはトリガーされません。

TriggerLoyaltyCardPurchasePageEventロイヤリティ カードの購入イベントが、値なしでトリガーされます。

TriggerGiftCardPurchasePageEventギフトカードの購入イベントが、値なしでトリガーされます。

TriggerOrderedProductStockStatusPageEvent注文した商品の在庫状況イベントが、カート内の各商品とそのステータスに関する詳細なしでトリガーされます。

TriggerOrderOutcome発注の結果が、注文に関連するデータとともに発生します。

UpdateVisitorInAutomationPlan –

役割: 現在のコンタクトを新規発注キャンペーン プロセッサーに登録します。

使用方法: 任意。Commerce マーケティング オートメーション キャンペーンに誰が登録されているかを確認するために使用します。

所有権: このプロセッサーは、Connect で提供されます。

カスタマイズ: 新規発注マーケティング オートメーション キャンペーンに、次のパラメーターに基づいて現在のコンタクトを登録します。

  • basePlanName はキャンペーン プラン名です。デフォルト値は「新規発注」です。

  • allowDuplicateContacts は、マーケティング オートメーション キャンペーンに同じコンタクトを複数回登録することを許可するかどうかを示します。デフォルト値は false です。

  • allowUnauthenticatedContacts は、匿名ユーザーや未登録ユーザーの登録を許可するかどうかを示します。デフォルト値は true です。

さらにカスタマイズするために、プロセッサーを継承することができます。

GetAvailableCountries パイプライン

名前:

GetAvailableCountries

説明:

使用可能な国のリストを ECS から取得します

使用方法:

Sitecore から呼び出されます。

引数:

要求 –

応答 – 使用可能な国のリスト。

プロセッサー:

GetAvailableCountries

Responsibility: 国のリストを ECS から取得します。

使用方法: プロセッサーは必須です。

所有権: プロセッサーは、Connect と統合された ECS コネクタで提供されます。

カスタマイズ: このプロセッサーを必ず、ECS で機能するように実装する必要があります。

GetAvailableRegions パイプライン

名前:

GetAvailableRegions

説明:

使用可能な国の地域のリストを ECS から取得します。

使用方法:

Sitecore から呼び出されます。

引数:

要求 – CountryCode

応答 – 使用可能な地域のリスト。

プロセッサー:

GetAvailableRegions

役割: 国の地域のリストを ECS から取得します。

使用方法: プロセッサーは必須です。

所有権: プロセッサーは、Connect と統合された ECS コネクタで提供されます。

カスタマイズ: このプロセッサーを必ず、ECS で機能するように実装する必要があります。

GetVisitorOrder パイプライン

名前:

GetVisitorOrder

説明:

訪問者が作成した注文を ID で取得します。GetVisitorOrder メソッドから実行されます。

使用方法:

Sitecore から呼び出されます。

引数:

要求 - ShopName と Order ID

応答 – 注文のインスタンス。

プロセッサー:

GetVisitorOrdersFromECS–

役割: 指定された注文 ID の注文詳細を ECS から取得します。

使用方法: プロセッサーは必須です。

所有権: プロセッサーは、Connect と統合された ECS コネクタで提供されます。

カスタマイズ: このプロセッサーを必ず、ECS で機能するように実装する必要があります。

TriggerPageEvent

役割: Connect 固有のページ イベントである訪問者の注文の詳細の確認を、ShopName、Order ID、および注文の合計金額に関する情報とともにトリガーします。

使用方法: 必須。

所有権: このプロセッサーは、Connect で提供されます。

カスタマイズ: 注文から他の値を登録する場合にプロセッサーを上書きします。

GetVisitorOrders パイプライン

名前:

GetVisitorOrders

説明:

指定された顧客の注文のリストを取得します。

使用方法:

Sitecore から呼び出されます。

引数:

要求 - ShopName と CustomerID。

応答 – OrderBase オブジェクトのリスト。

プロセッサー:

GetVisitorOrdersFromECS

役割: 指定された顧客の注文のリストを ECS から取得します。ECS と Sitecore が異なる場所にインストールされる可能性があるので、リモートからのアクセスを可能にする必要があります。

使用方法: プロセッサーは必須です。

所有権: プロセッサーは、Connect と統合された ECS コネクタで提供されます。

カスタマイズ: このプロセッサーを必ず、ECS で機能するように実装する必要があります。

TriggerPageEvent

役割: Connect 固有のページ イベントである訪問者の注文履歴の確認を、ShopName と Customer ID に関する情報とともにトリガーします。

使用方法: 必須。

所有権: このプロセッサーは、Connect で提供されます。

カスタマイズ: 必須ではありませんが、ページ イベントで注文のその他の値を登録するように変更できます。

OrderStatusChanged パイプライン

名前:

OrderStatusChanged

説明:

注文のステータスの変更について Sitecore に通知するために使用されます。

使用方法:

Sitecore から呼び出されます。

引数:

要求 - Order ID、CustomerId、および OrderStatus。

応答 – なし。

プロセッサー:

TriggerOrderStatusChangedPageEvent

役割: Connect 固有のページ イベントである注文状況の変更を、Order ID および新しい Order Status に関する情報とともにトリガーします。

使用方法: 必須。

所有権: このプロセッサーは、Connect で提供されます。

カスタマイズ: 注文から他の値を登録する場合にプロセッサーを上書きします。

Reorder パイプライン

名前:

Reorder

説明:

以前に注文された品目を再注文する目的で、顧客のカートにアイテムを追加します。

使用方法:

顧客が以前に注文したアイテムから 1 つ以上のアイテムを再注文する場合に呼び出されます。

引数:

要求 - 店舗名、注文 ID、および顧客 ID を含みます。

応答 - 結果のカート オブジェクトと、カートに追加された新しい行のリストを含みます。

プロセッサー:

GetReorderSourceアイテムを再注文する注文を読み込みます。このプロセッサーは getVisitorOrder パイプラインを呼び出します。

注記

注文の読み込み中にエラーが発生した場合、ReorderResultSuccess プロパティが false に設定されます。

AddReorderLinesToCart 顧客の現在のカートを読み込み、再注文するアイテムに基づいて新しい行をこのカートに追加します。このプロセッサーは、CreateOrResumeCartAddCartLines のパイプラインを呼び出します。

注記

ReorderResultSuccess プロパティが false の場合、顧客のカートにアイテムは追加されていません。Success プロパティが true の場合は、少なくとも 1 つの品目がカートに正常に追加されています。

AddReorderShippingInfoToCart 再注文されたアイテムに関連するパーティと配送の情報を顧客のカートに追加します。このプロセッサーは、AddPartiesToCartAddShippingInfo のパイプラインを呼び出します。

TriggerReorderRequestedPageEvent 再注文の要求ページ イベントをトリガーします。

注記

ReorderResultSuccess プロパティが false の場合、ページ イベントはトリガーされません。

VisitorCancelOrder パイプライン

名前:

VisitorCancelOrder

説明:

訪問者の注文がキャンセルされたときに呼び出されます。

使用方法:

Sitecore から呼び出されます。

引数:

要求 OrderId、CustomerId、OrderLineExternalIds、ShopName。

応答 注文のインスタンス。

プロセッサー:

VisitorCancelOrderFromECS–

役割: 指定された注文 ID の注文詳細を ECS から取得します。

使用方法: プロセッサーは必須です。

所有権: プロセッサーは、Connect と統合された ECS コネクタで提供されます。

カスタマイズ: このプロセッサーを必ず、ECS で機能するように実装する必要があります。

TriggerPageEvent

役割: Connect 固有のページ イベントである訪問者の注文キャンセルの詳細を、ShopName、Order ID、および注文の合計金額に関する情報とともにトリガーします。

使用方法: 必須。

所有権: このプロセッサーは、Connect で提供されます。

カスタマイズ: 注文から他の値を登録する場合にプロセッサーを上書きします。

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